描くかどうかかなり微妙な断片

<ちーとそがちゃん・承和ちゃん千種を語る>



迷子見つけんのはいつも承和。
コドモの頃も、オトナになってからも。

「千種はいろんなイミで方向音痴だからなー。
ガッコん中でまで迷うし、自覚ないし;」
『ちーっこんな時間まで#』
『あ、見ろよ承和、コレ』
『って…ちー?』
『スゲェ、キレイだろ。やるよ』
「玉虫とかビー玉とか王冠とか、あの頃宝物だったな。
千種ってさ、迷っても迷っても、
道は一本のロープみたく思ってて、
こんぐらがっても、無駄に感じてないんだよな。」

 

<承和ちゃんの彼女>



「ほぉ〜お、マジでアノオンナと付き合うと#」
「アノオンナとかゆーなよ#
あれで結構可愛いとこもあるんだよ!」
「どこが? お前より上背あるよーな大女で、
口は悪い態度はデカイ、生意気で鼻息荒くて、乱暴で、
粗野で粗忽で」
「ひ…否定できない…っけどな、本当良いとこもあんだよ」
「イイとこね」
「っぢゃなくて!///」
「お前だって言ってたろう、Out of範疇!
キレイでも可愛くもない、好みに掠りもしない」
「いや、アレで結構綺麗ではある」
「口閉じてりゃな、ソコソコ見れるわな」
「っそりゃ千種のオンナたちと較べたら、
見劣りすっかもだけどよっ
そんでも可愛いとこあんだよ俺にはっ」
「ほぉ〜お?」
「っ何より俺に惚れてるし!!」
「……………ほぉ〜お…#」
「ち、千種?」

 
「…千種があんだけ女性滅茶苦茶言うのって初めてだよね」
「…承和の好きになる女はみんなボロカスだけどな…」
「…あぁ…まぁねぇ…」
「珊瑚も結構辛辣だけどな」
「え? 俺?」
「……さてと、俺はバイトに行ってくる」
「……蒼?」
 

<カツテもカツテ>



『承和ちゃーん、俺俺、ちー』
『千種ぁ? 何だよ夜中に、まだ外か』
『うーん…なぁ、何処だと思う?』
『知るかよ』
『本当、マジで何処だココ?』
『って…千種? また…; 何見える?』
『んーと、さっき10分くらい前に銀行があった。
でもってさ、右か左に曲がったら雑貨屋があって、
招き猫に猫がじゃれてて、ちょっと横見たら鸚鵡が』
『っつかその電話! 住所書いてあんだろっ』
『あー? あ、うん! あったスゲェ承和』
『スグ行くから! 動くなよ!』
『待ってるよん』
『っとにちーは……ってか、バカ!
その電話でタクシー呼べよ!!
ん?夜中に鸚鵡? なんぢゃそらっ』

『ごくろう』
『って何威張ってんだ、このバカっ』
『ってーなもぉ、つか早いね、近いの?』
『自転車で20分』
『歩けたかな』
『ヤメといて、頼むから。ほら乗れよ、脚が棒だろ』

「迷ってる自覚薄いから進むんだよね〜、参るよなぁ。
捜す方の身になれっつの…」

 

<酔っ払い千種とシンゴ>



「…あんな女にくれてやれっかっ、くそ、面白くねぇ」
「千ー、足許危ねーよ?」
「俺の弟はなぁっ、
あんなクソアマにはもったいないんだよ!
馬鹿でドジで騙されやすくて融通効かなくて
視野狭くて単純単細胞で無鉄砲で
惚れっぽくて人見る目なくて女見る目なくて
それが勝手に恋愛なんかしてんぢゃねぇよっ
くっそ、ムカつく! 承和の裏切りモン!!
勝手に女作ってんじゃねぇっ
承和の癖に!」
「千種ぁ…?
承和ちゃんだって恋愛するよ、彼女だってそりゃ…」
「……アイツが…いなかったら俺はっ…
どーやってウチに帰ればいいんだよ?!」
「っ……て…ちーちゃん…。
(うわー完全に出来上がってるよ…;)
…ねぇ? オレがいるよ?
オレのが力あるし、千種のこと背負って歩けるよ」
「…アイツの嗅覚並じゃねーんだぞ、
どーやって見つけんだ俺のこと…っ」
「ってっ、痛いってば」
「アイツのドーブツ並の勘にどー対抗できんだよ?!」
「……んー…愛? やっぱ」
「………」

………あんまり、悪い気分じゃない…
いつかに似てる…

「もしもーし…千種サン、オレの本気の告白無視ですか…;」

眠ったので一瞬前の記憶なんかないんだろな。

 
   
りんこさん名前付きました(笑)
顔はまだないです、きっと宝塚系。
承和に対しては千種とほぼ同じ態度だけれども女性なので、
多少は可愛げあるかなと期待。
しかし千種の挑発にも乗ってしまうタイプです。

「俺が落したらどうする、男なんか 単純だからな」
「やれるもんならやってごらん!」
「言っとくけど俺の方が絶対上手いからな、男同士解かってるし」
「って勝手に話進めるなーっ」
「遠慮するなよ、味わったことないような天国を見せてやる」
「要らない要らない要らないっ、千種冗談はっ…!」
あ、えと、キス止まりですが;(言ってるよ;)
そんでも承和ちゃんは変わらないんですが。

 
「ちー……もしかして本気で俺のこと好き?」
「………ソウダ、っつったらどうする。どーにかなんのか」
「…無理…なんない、どーにも…」
「何も変わんねーんだろうが、結局」
「…うん…全然、何も変わんない。
キスしても、抱き合っても、俺と千種は変わらない。
千種は大事な兄貴だし。
本当、大切でしょーがない…。
……俺も、大好きだよ、ちー…。
お前のこーゆーバカなとこひっくるめてみんな…」
「…ばかやろ…」
「……つわけでさ、りんこ…俺と一緒になるってことは、
コウイウ付属品が漏れなく付いて来るわけなんだけど」
「……バカね…そんなの、
アタシ以外の誰が受け入れてやれんのよっ」
「……そっか…そだね…だってよ千種」
「……バカじゃねーの…」
「バカでなくてアンタと付き合えますかっ」
「お前が付き合うのはこのバカだろっ」
「しょうがないじゃない、
このバカ切り捨てらんないんだから!」

と言うわけで承認されるんですが…
まぁ、なんてゆーか…
コメディな人たちです…;
 
「千種ズルイ」
「放っとけ」
「別に恋愛じゃないくせに」
「そりゃそーだ」
「……ちぇ… …よかったね」
「アリガトウ …お前は、珊瑚」
「別に…俺も違うから。
アノヒトとキスしたいとか抱き合いたいとか、
そーゆー風には思ってないよ。
アノヒト抱きたいとか抱かれたいとか、そういうの、
考えたこともない。
でもヤなんだよ、
アノヒトがダレカのものになる、ソイツで一杯になる、
ダレカにそんな感情を向けて、ソイツが最優先で、
他のことどーでも良くて」
「ストップ、それはないだろ。
アレで不器用だからな、 オレタチのこと、
どうでも良くなっちまえたりなんかしないだろ」
「……解かってる…解かってたってダメなんだ…。
俺はずっとコウなんだ…」
 
   
   

<カナリ先・承和ちゃんは新婚でも千種を捜しに行く・笑>


そして新婚家庭でも友達が絶えない。

「また? 懲りねぇなぁ、動くなよ、ソコ。
っつーわけで行ってくらっ」
「行ってらー」
「…あれ? 休戦状態?千種とは」
「何のかの言ってセットだからねアイツラは」
「…りんこさん?」
「ま、武士の情けってヤツ?
その辺で野たれ死なれたら気分悪いし面白くないし」

だって仕方ない、生まれる前から一緒なんだから、
今更切り離したりはできない。
お互いがお互いの一部だなんてなんて性質が悪いの…

 
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