お気楽な落書き部屋
「あぁ もう まったくイヤになるったらないよ」
「またぼやく」
「連中ときたらTPOを弁えるなんて観念欠片も持ち合わせちゃいない」
「なに言ってるのよ、イマドキ、ニンゲンの方が少ないんだから、カレラに合わせるのが上策よ」
あぁ もう まったく…ボクが少数派だなんてそんなこと…想像するのだってイヤだってのに…
良識と常識は大多数によって構成されている。
「ねぇ、本当にバスくる?」
「たぶんな、来るんぢゃね?」
「そんであの辺まで行けちゃうんだ?」
「そりゃ無理っしょ、麓までだな」
「て、やっぱ歩くの?」
「バカ、んな当たり前のこと聞くな」
体力バカに振り回される夏期休暇。
それも一興。
「ねぇねぇ おれにもこがせてよ」
「って、こげるんですか?」
「えー? おまえが乗れるんだから大丈夫だよー」
「……お幾つ、でしたっけ?」
「んーとねぇ、200と57と……32日っ」
「………オレがこぎますって…」
街の庄屋の三男坊とおキツネさまは仲良しで…;
「熱心だな」
「あ、てんちょ、図体デカイんだからそっち行ってて」
「腹が減ったんだが…」
「まさか飼料食べに来たんじゃないよね?」
「………」
世界を構成している気紛れ
気分によって翻弄
「これ、どかしちゃっていいよな」
「もう手ぇかけてるじゃん」
花が 舞い散るね
強い 風が吹いてる
夜の空気と
雑踏の 遠い煌き
人が いる筈の点々とした灯火
ぼくらの手には掴めるわけもない なにもかも
だけど
広げた両腕で
抱きしめる筈だった
君を
今でも
捜している…
一人
屋上
誰も来ない
ココにいることなんか
誰も知らない
だけど待ってる
「来て欲しいのは一人なんだけどさ…」
空に近い場所で
いつも
君が来ない理由を数えている
「ねぇ、CQ-p06791、お話聞かせて!」
「いいよ、今日は何?」
「王子様とお姫様!」
「ダメだよ、正義の味方!」
「OK、正義の味方のお姫様が、悪い王子をやっつけよう」
「……ねぇ、それ物凄く違う…;」
……個人的には読んでみたいよ?
「CQ-p06791。君がココに来る頻度は高過ぎる」
「そんなことより早く直してよ、コドモタチが泣いてるだろう」
「…育児ロボットがコドモに逆らえないって設定をなんとかしないとな…;」
「ごめんねごめんね><」
「大丈夫、ほらマッドサイエンティストが付いてるからね」
「…君のお話は結局「正義の味方」か…設定した博士の顔が見て見たいよ…」
「鏡、見れば」
「………叔父貴か…;」
見上げた空の先に何があるのかとか
その下の大地に誰がいるのかとか
その人はどんな顔で
どんな声で
どんな言葉を話すだろうか
想像の果てはなくて…
ふと
ボクは隣人に優しいかなと考えてみる…。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||