仔にゃんこ物語

時間軸は間違えたので捻じ曲げてみた;

「灯が金髪になった日」

灯、友人の(だから来させられている)美容院で
「眠ってていいぞー」と言われて目が覚めたら金髪(笑)
鏡が目の端に入って知らない人だと思って会釈したら自分でパニくる(爆)そんな奴。


「って、わー?!何?!どーして?!」
「いや、絶対こっちのが似合うってお前は」
「って嘘?! 何この色?!」
「わーい、俺とおっそろーい♪」
「はぁあああ?!」
「灯、やっぱお前にはこれ、この色、バッチリ」

仲間ウチの悪戯。(ほぼ好意なんですが;)



「5日、5日経ったら染め直してやるからっ、でないと本当痛むしっ」
「うーっつ…約束だからな!」

「…何か、見た目怖くない?」
「んなこたねーよ?」
「本当に?! …りょくが怖がったらどーすんだよーっ」



……だけかよ…。

りょくは走ってお出迎え。
 



「ダレだろーとか思うだろーよ?」
「て、イキナリ帽子取る?!」
「んー? でも普通家ん中で帽子はねぇだろう?」
「だってっ」
「んで、どーしたよ? その派手な頭は?」
「うっ…」



玄関で様子伺おうとしたら、イキナリ背後から千種に帽子を奪われた模様。
りょくちゃんは走り去りました(笑)

うあ、しょっく…;

「あらいやだ、灯ったら御伽噺の王子様みたいね」
「…母さん…;」
「王冠が似合いそうだわ〜」
「…奥様…;」



まるで不良少年のようだと叱らないのか…(笑)

金髪碧眼ならぬ、金髪隻眼?

りょく、走って戻りました。

勢い余って抱きつきです。

身長差が…あいまい…;

他の誰が面白がろーと、茶々入れようと、
りょくは灯をカッコイイと思っていたりする。(笑)



「あらぁ、りょく、それはこの前読んであげたジュブナイルね?」
こくこくこくっ。
「へぇ、伝説の勇者の話? もうこんなの解るんだ?」速いねぇコドモの成長は。
「…伝説の…勇者…?」
こくこくこくっ。
「………もしかして、俺?」
こくこくこくこくこくっ。
「……へぇ、灯、奇抜な頭にした甲斐あったんじゃん?」
「…///」…どうしよう…凄い、嬉しい…。

わー、わー、わー…

染め直さなくても良いかもっ…

「…何やってんのアイツラ…」つか灯のあの頭なに?
「さぁ…俺は寝るよもう…」金色ー? めだっていんぢゃね?

手前左が承和、右が珊瑚。らいとを肩車してるのが千種。

翌日

バイト中(掛け持ちで)
良<リョウ>とはオッドアイ仲間の同級生ってことで(笑)
手前の勝手なこと言ってそうなのはBlueさんちの「シンゴ」くん。



「余っ程俺とお揃いが嬉しいのな〜」
「(それって違うと思う…)」賢明にも口にしませんが;

カレラの初出はこちら

日常茶飯事

本当に買ってきた。

幼稚園には行ってませんが…。(てか、りょくは学校も行かないし…)


「っ……」
「灯?」
「……桃ちゃん…すげぇ、どうしよう?」
「何が?」
「ほらっ、すっげぇ、可愛いよね?!
同じ服着せてみたらさ、双子ちゃんみたくてっ」
「……あ…灯…?」
「兄さんたち5つ児ぢゃん、昔の写真見ると可愛いよねー、そんでやってみたらさ!!」
「…もしもーっし…;」
「いやぁ、可愛い! 良いね! そうだ帽子っ、帽子要るね! 買ってこようっと」
「………;」


処置なしです。

「うわぁ、ヤバイよ、マジで激可愛い! 誘拐とかされないか心配だ!
なぁなぁ、スカウトとか来ちゃったらどうするよ?!」

こねーし…;

自分がスカウトされてても気付かずに

「いや、ダメだ、コイツラにそんなやくざな仕事させる気ないです!」
「いや、そうじゃなくて、いや、可愛いけどね…」面白い子だなぁ…;

紅兄。 兄s苦悩…。


「…俺さぁ、最近灯の将来が心配になってきたよ…」
「何がー?」
「りょく拾ってきてからこっち、べったり構い過ぎてない?」
「んー?」
「あんくらいでいんぢゃね?」
「だね、りょくには必要なんじゃないか?」
「りょくには……まぁ、そうだね、そうかな…」
「らいともいるしさ、いずれ落ち着くって」
「…かなぁ…」
「…そもそも、寂しいんじゃね?」
「っ、俺はっ」
「俺はちょっと寂しい」
「う……そーなんだけどさ!」
「ま、しゃーねーよ、コドモのまんまいてくれねーさ」

そしてその心配も思惑も、大きく踏み外していくんだね…。

ちなみに会話は珊瑚・承和・蒼・千種。でも絵は紅(笑)

らいととりょくとで遊んでる姿見てる灯。


「むつまじーねぇ…」ほのぼのだ。
「何? 置いてきぼり食らった?」
「……っ俺も年の近い兄弟が欲しいっっ」
「何だよ、お兄様にご不満?」
「おいで、抱っこしてやるから」
「うーっそんな年ぢゃないっ」
「はーい、ならガマン。
義弟にも義弟の独立した生活があるからね〜」イイコイイコ なでなで。
「ま、オマエモ早くオトナになって、結婚して、子供作って」
「うわ、想像し辛い」
「ま、コドモもあっとゆー間にコレだしな」
「あんまり急ぎ過ぎんなよなぁ」

左から、蒼・千種・灯

おねーさまに口説かれるの図。


「もっとお金になるシゴトしない?」
「それっておねーさんの店で働けってこと?」(天然)
「あらん、もっと効率よく、楽しぃく、よ」
「んー(聞いてない)…おねーさんの店遠いよね? 俺帰宅時間守らないとちょっとマズイんだ」
「もう、遅くなったら泊めてアゲル」
「俺滅多に外泊出来ないんだよねー、子供が待ってるからさ」
「え…?」
「時々寝ないで待ってるしさー」
コブつきっ?!……若く見えるけどコイツ幾つよ?!



…いや…本当若くて学生なんですが…まだ…;

このテのシーンのいくつかが、りょくに不信感もたせんのよ…;

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