極めて日常

思春期紆余曲折 4

Blueさんちで強制合作v

以心伝心?

 

妙に波長が合ったらしい二人…

 

子供同士ってこういうもの?

オレ考えてみたらこのくらいの頃友達っていなかったかも?

 

なんだか尚のことちーに会いたい…かも…(T T)

に、してもだよ…さっきまでのあの態度との違いは何…?

オレってばからかわれた?

………このノリ誰かに似ている…;

『おかーさん、
 お仕事だからしばらくおとーさんのとこに行ってなさい、
 ってソレ酷くない?
 ぼくもー7年と8ヶ月と21日半会ってないんだよおとーさん。』

 

<その頃自宅>



「らいと遅いな?」
「父さんに遊ばれてるかもな;」
「まぁいいや、帰ってきたらまた作ればいいし、食べてくるかもだし」
「だねー」

「しばらくウチにいればいいよ〜」

「ぇえ?! 何時の間にそいういう話になったの?!」

 

「りょく味見」
「んー、…ほくほく」

 

「わ〜ん>< ちーやっと会えた〜っ」

「…なに泣いてんの;」

 

 

「……レイチェスター?」

<さっきの話>


「シンゴちゃんのお友達?」
「ううん、そこで初めて会ったヒト」
「お父さんのとこ行くんだよね?!」
「……あんまり行きたくない…
 今何処にいるかよく判んないし」
「え?!」
「……住所は判ってるけど…」

「お父さん、嫌いなの?」
「…嫌うほど知らない」
「………; …どしたのらいと?」
「……てへ? オレね〜、
 おとーさんとパパとひーちゃんの違いが判んなくてね?
 あ、ちっちゃいころだよ、今は判るよ?!」
「…ひーちゃん…?」
「だって呼び方そんなにいっぱいあるって思ってなかった」
「あ、そー言えばらいと、近所中の女のヒト
 おかーさんって」
「だって、おばちゃんって呼んだらちーちゃんがダメって」

ダウンタウンでは当たり前の

だけど

うっかり見逃してる現実…

 

親のナイ子なんて当たり前に沢山いる

<いつかのある日>

パパを尊敬してはいる。

ソレはママや灯がパパをエライと褒めるからであって、
別にどのくらいエライのかは解っていないに違いない…。
五つ子言う事ろくでもなさそうだし…;

「いや、実際凄いよ、技術と言うか、知識と言うか…」
「まぁね、確かに…爺さんの影響だろうけどな」
「そうだな、蘇芳ちゃん凄かった」
「うん、俺もじーちゃんは偉かったと思う」
「あー、うん、蘇芳ちゃんかっこよかったよなぁ」

↑紅・蒼・千種・承和・珊瑚の順で。

「ひーちゃんはカッコイイわよぅ、ねーっ」
「浅葱ちゃーん><」

情けないよ?

「おとーさんとおかーさん」
「おにーちゃんとおにーちゃんとおにーちゃんと」
「おにーちゃんとおにーちゃんとヒカル」
「ヒカル〜」
「りょ〜く」
「らいと」
にこーっっ。

「あのはっぱとどんぐりが俺たちか」
「あの配置微妙かつ絶妙だなぁ」
「ねぇ、なんで俺おにーちゃんじゃないんだろう?」
「…お前だって俺のことおにーちゃん言わないだろ」
「えー…あー、うん、そだね」



「ちーちーいくよー」
「ちーちー」

「ってわーっ何処行くんだよっそっちはダメだって!」

「ヒカルだめいってるよ?」
「だめーめーめー」
「めーめー こやぎー」
「やぎさんおてがみぱくぱく」
「もぐもぐ」

<いつかの話>

「ジャリは平和だねぇ…」
「ジャリとかゆーな弟に」
「お前も相当平和ボケだな」
「あー、そういやよ、こないだアイツら爆弾落としやがってよー」
「ん?」
「…コロッケ屋のおかんはともかく、花屋のねーちゃんや、
 よりによってチノ先まで『おばちゃん』呼ばわりしやがってよ」
「…うぁ…それは命知らずだね」
「怖いもんねーなあの連中は;」
「俺らがそー呼ばせてるみてーでヤバくてよ;」
「それはマズイな」
「だろ、で取り繕おーとしたらよ、なんつったと思うよ?」
「何言いやがった?」

「ほぉら童たちv たんとお食べ」

「わぁv」

「お礼言って、りょく、らいと、アグリとカグラも」

「「ありがとー」」

「ありがとーおばちゃん♪」

「ありがとー おばちゃん?」

「っ」

「っこ、こらアグリっらいとっ」

「…おばちゃんちがうの?」

「おばちゃん?」

「だーっ><」


「待てよっ

俺が教えたわけじゃないっ」

 

 

「『おかーさん!!』」
「…へ?」

「おかーさんっ」

あたりでしょう?! 

ちょっと得意気?

 

さすがにりょくは混乱した。

(おかーさんてママぢゃないの?)

 

当然

 アグリとカグラは知っている。

が、

「それは自分を生んだヒトのことだよ」

とはけして言わない。

「おかーさん…」

「…らいと…まちがえちゃった?」

 

 

「『おかーさん』!!」

指差しで言い切ってみる。

 

「………やーんっもうっ らいちゃんかわいーっvv」
「………おかーさん…?」
「あたしはりょくちゃん貰いーっvvv」
「「ってソレ違うだろーっ?!」」

「だいぢょぶっ

らいとわるくないっ」

 

りょくおにいちゃんだもっ

 

ちょっと背伸びしています。

「えへへ〜; そんなこともあったよね〜;」
「らいとって可愛い逸話が多いよなぁ」
「…オレやっぱりおばかさん?」
「いやいやいや、可愛いって」

 

 

 

「らいとんちって、血の繋がってない兄弟の方が多いんだよ、
 居心地良いよ」

「………」

 

 

 

<そんなこんなで>

 

 

「たっだいまーっ、灯〜お友達〜っ」
「……とうとうらいとまで?!」
「拾ってきたー ^▽^」
「あああああ;」

 



「ちーっ」><
「ぁあ?」

荷物はどーした?!

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