極めて日常
思春期紆余曲折 14
Blueさんちで強制合作v
ボクはキミの笑顔しか知らない どうしてココに来たのか知らない 痛みとか 苦しみとか…
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「蒼 レポート?」 「どうしてるかな…今頃…」 |
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「アイル… 千種を送ってくれたんじゃないのか?」 「オレは迎え 明日の朝連れて出るからな」 「ったくーくウチの連中は |
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「ただいまー」 「ひーちゃんお帰りなさ〜いvv」 「あさぎちゃんv」 「らいと さっきまで起きて待ってたのよ?」 「ごめんごめん 連中がさ 資料まとめ終えるまで帰るなってさ」 「…よく寝てる…」 |
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「ひーちゃん 話あるんだけどいい?」 「クリス」 「まだ起きてたの? 明日じゃダメなの?」 「今がいい」 「…そっか…」 |
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「気付いてるのかな… それとも識ってる? ぼくらとカレラを分ける時間の長さは まだ超えられない壁の一つだ…」 |
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「キミの不安と ぼくの不安は きっと同じものだよ」 |
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「昔 蘇芳と二人でダウンタウンに行ったんだ それもかなり外れの方で 犯罪も発覚しないような そんなとこまで ヒトの一人や二人 いなくなっても誰も頓着しない 彼らの1歳児存命率は6割に満たない でも出生率は高いから 人口は少なくもない」 |
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「子供を見つけた もうダメだって思ったよぼくは あんな出血診たことなかったし 衰弱しきってた 体温も下がりきってた でも蘇芳が諦めなかった…」
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「…傷口を洗って 縫合して 体を温めて… 出来ることなんかわずかだった 気休めだって思ったんだ そんでまた 蘇芳は傷つくんだなって なのにさ 一晩経っても息があるんだ ぼくも驚いたけど 蘇芳だって驚いてた 『体温が戻ってきてる…』 二人とも相当間抜けな顔してたと思うよ その後 食事が出来るまで回復するのに3日だよ コレはぼくらとは違う生き物だって思った 凄いよ 彼らの生命力と言うか 生命欲と言うか 適切な治療さえ間に合えば その治癒力って怖いくらいだ」
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