極めて日常

思春期紆余曲折 20

Blueさんちで強制合作v

「さてと オレは仕事に行かなきゃ」
「っあ」
「クリス 着替えて朝食を」





「行って来ます」
思い出と言うには鮮やか過ぎる…

…屋敷の中で 止まってたみたいな時間…

 


忘れてなんかいない…

 

父さんは何時だって 嬉しそうに笑って抱き上げてくれた…

「行くのか」
「うん 行って来ますv」

っ…父さん…また…;




「さぁ らいとも いつものようにキスして」
「いってらっしゃいv チェス」



………だ…だからって ほだされないぞ…

「どうした クリス」


「ちゃんと話せたか?」
「………」

…なでられちゃった…

なんだろう……なんだかふわふわしてる…

 

 

一緒の食事は9回目…

屋敷では食べたことのない家庭料理

母さんの味とも違う…

 

もともと父さんの方が料理は上手だけど…

なんだか…

 

…帰りたくないなぁ…

<その頃自宅>


「ヒカ〜 らいちゃんいつかえってくる〜?」
「あー うん 何時だろーな?」
「くりすは〜?」
「う〜ん;」
「カグラにぃ さんすーおしえてくれるんだよ」
「いつくる?」
「いつ?」

 




「らいと学校は?」
「行ってない 桃ちゃんが行かなくてもいいって」
「………」
「でもその分お家でお勉強しなさいって クリスは?」
「ボクも 家で本読んでた…」

「…あれ? 蒼さんは 撮影ないの?」
「俺はバイトだからね 本業は学生なんだ」
「学校…」
「だまされたんだよ 千種の代役って」



 っくしゅんっ!
「ったねーなぁっ」

「誰かうわさしてやんな…」
「ってバカ千種っ 風邪ひいてる場合じゃねーからなっ」
「んだよその言い草っ」 愛がねぇっ
「バァカ オレタチみたいなアマチュアが
 一回ステージ蹴ったら 次貰えるかわかんねーんだぞっ」

「チャンスなんだ…
 千種のトモダチだから ってそんな理由で
 あの王子がプロデュースしてくれるってんだぞ!!」
 (写真撮りを ついでに舞台構成を)

「…アイツ何考えてんだ?」
「さぁな 蒼に良いカッコしてーんじゃねーの」
「ヒトの話聞けよっ」

 

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