極めて日常

思春期紆余曲折 26

Blueさんちで強制合作v










「Christy…か」
「……クリスは綴りが違うよ」
「ん?」
「Christineは女名だからって、でも響きが可愛いからKrisstineと迷ってね?
  シルヴィアと叔父と叔母とが揉めてる間に俺が書類出して来ちゃったから
  皆好きなように呼んで好きなように書いてた」
「………」
「正確な綴りを知らないかも知れないね?」
「…アンタラ…;」
「どれでも構わないと思ってるのかも?」

{俺はそれも良いと思ってるけどね?」
「って…?」
「声に出るよね、どうしても…キモチとかって。
 愛しさが、にじみ出てるような音をそのまま綴れたら、その方がいい。
 俺は、そういうの好きだよね」
「……今とってつけたんじゃなければ、尊敬して同意してやってもいい」
「蒼 信用ないねぇ;」

 

「っ急に現れるのやめてよ」
「声かけてから出て来いってか、無茶言うヤツだな」

「家族?」
「ホームシックか」
「…ペット? 珍しくね?」
「てか サボテンでかすぎくね?」

 
 
「また写真送らなきゃね」
「写真みんなでねっ」
「うん、みんなで」
「そう言えば、のえるが帰ってきてるんだろう?」
「うん、灯が毎日お説教してる」
「お説教かぁ」
「のえる叱られたいんだって」
「…のえるが言ったの?」
「んーん、ちーちゃん」
「千種か」
「でもらいともちゃんと教えてあげなきゃダメって」
「…そうだね、おにいちゃん」
「うんv」
   

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