極めて日常

思春期紆余曲折 21

Blueさんちで強制合作v

「オレは! このチャンスを逃す気はないんだよ!」
「………」

「アイル こっちスルメより美味いぜ」
「寄越せ」
「人の話を聞けーっ」

 

 

 

 



「誰? ルカ どうした?」
「どーしたじゃねーよ」



「アマチュアのプロデュースまでやってやるって?」
「ルカ 何処で聞いた?」
「そこでスタッフが愚痴ってる」
「あはは」



「あのお騒がせバンドだろ」
「知ってるの 珍しいね」
「蒼のオトートだろ」
「へぇ 知ってるんだ」
「………連中 よくアレ着てるだろ」
「…あぁ そうだね」
「………#」
「ルカの服 着せたいかい?」
「………」
「オレはそれもいいと思ってるけどね〜?」にっこりv

「…昔っからかわんねーのな」
「お褒めに預かって光栄」
「褒めてねーっつの」



「で? 息子はどーした?」
「………気付いてたのか」
「気付くだろ そりゃ ガキの頃そっくり」
「クリスの方が目がぱっちりしてて可愛いと思うけどなぁ?」
「親の欲目か」

「でも、可愛いだろ?」

「どのオンナだよ? よっぽど劣性遺伝の持ち主か」
 お前の遺伝子しか見えねーよ
「ん〜……そっくりだけどねぇ」
「はぁ?」
「あぁ でもやっぱり 口許とか…
 クリスの方が愛らしいなぁ…」
「はぁああ?」

 


「ルカは?」
「ぁあ?」
「早く作ればいいのに」ねv
「……よけーなお世話だよ」

 

 

 

 


「あんなにちっちゃかったのにな…」
「そりゃぁ 赤ん坊はちいさいわな」
「うん… それがいつの間にかあんな成長して 恋までして…」
「へぇ?」

 


「……あんなにちっちゃかったのに…」
「………」
「らいともちっちゃかったよなぁ…」


「…なぁ お前…」
「…今でもちっさいけど…」
「………」
「………ねぇ?」
「………なぁ…お前さ
 オトコとしてすんげー言われたくねー事言ってねぇ?;」

 

 

「「っくしゅんっ」」

「「…誰か 噂してるのかな」」くすくすくす

 

 

「さぁて らいと クリス そいつらに水やったら今度はこっちだ」

「「はぁい」」

 

 

 

 

 

 

 

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