極めて日常

思春期紆余曲折 24

Blueさんちで強制合作v










らいと 元気ですか?


今僕は、全寮制寄宿舎にいます


母さんが言うには、父さんの通った学校でもあるそうです。
本当は、父さんの処から通える学校に行きたかったのですが…

 



『だってだってそっちの方がママが会いに行きやすいんだもんっ』
『レイチェスターも私もその学校を出ているからな』

母と叔父の中では既に決定事項でした。


決まったカリキュラムはなくて、いつも誰かしらが寮にいたり、
学校もとにかく人がいっぱいです、
キミの家、思い出しました。

 


授業の内容は、僕には知っている事ばかりですが、でも、こんなに沢山の人といるのは、
ここと、キミの家にいた時だけ。
勉強だけじゃないんだね。

 

僕が覚えていかなきゃいけないこと…

そちらはどうですか?

皆とわいわいやっているのかな? きっと、そうなんだろうね。

 

「ヒカルー、らいとまだなの」

「すぐ来るよ、ほら」

「おはよーっ」

らいとは留守の時以外、りょくが絶対先に食べないことをよく知っている。

「起きちゃったよ」
「だから飯食う前につったのに」
「ゆったかよ」
「ココロの声で」
「聞こえねー」
「……『親愛なるキミへ』…?」
「っわーっ/////」
「…時にクリス」
「キミ語学得意だよね
 キミの編入試験の結果、凄かったもんね」
「そうそうそう、僕ら何かの間違いじゃないかと思ったもんね」
「それでね、クリス」
「『ノートの貸し借りは禁止』って」
「…そーゆーことを言うのはー」
「トーラスだね」
「だな」
「「「………『親愛な…』」」」ばしぃっ
「持ってけっ!!」
「…」
「…サンキュ クリス愛してるよ」
「今から写せば間に合う」
「持ち込み可だからな」

「ったくもーっ!!」



……らいと…
皆 いい人ばっかで…僕は……僕は…;
キミを思い起こしながら…。


キミは今も、笑っているかな?
僕とさよならした時 どう思ってくれたかな…
曖昧な分かれ方しちゃったから、ずっと気になってる…
 


思い出すのは 笑顔ばかりだけれど
最後に見た キミの顔が 忘れられない


大切だったもの
離れてるからこそ感じる想いだね…

『…またね…』
僕はちゃんと 微笑えていたかな…?

だって、キミとの別れは永遠じゃない…

 

毎日が新鮮だよ…
「これはキミのノートだね?」

「…もうバレたの、早いね」あーらら;

「結べないのか」

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送